今回は、横に広がるジェンガのような風貌がありつつ、
重ねていく方法が多種多様要求される難しさと楽しさを併せ持つ「バオバブ」をご紹介します!
「バオバブ」とは?

「バオバブ」という木をご存知ですか?
サバンナ地帯に多く分布する。幹は徳利のような形をしていて、高さは約30メートル、直径は約10メートルに及ぶ。最大のものは南アフリカのリンポポにあり、高さ47m、直径15mである。 中は空洞になることが多い。葉は幹の上部につき、乾季に落葉する。花は白色で大きい。果実はヘチマのように垂れ下がり、堅い。
(引用元 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
写真などで見たことがある人もいるかもしれません。
要は「大きな木」です(笑)
概要
与えられたカードに従って、バオバブの木にカードを置いていき、木を大きくしていきます。
カードを置いて行く過程で葉(カード)が木から落ちた場合は、
それを落とした人が引き取り、マイナスポイントとなります(カード版ジェ◯ガ風ですね)
カードによって置く方法が異なるがこのゲームの肝です。
基本情報
- 人数 : 2〜6人
- 所要時間 : 約15分
- 推奨年齢 : 6歳以上
準備
- バオバブの木のベースを組み立てる
- カードを各プレイヤーに均等になるように配る
- 余ったカードは箱に入れておく
- 配られたカードは山札とし、各プレイヤーは自分の山札からカードを3枚引く
- じゃんけんなどでスタートプレイヤーを決める
- 公式では「最近、木に登ったことがある人」から開始します?
流れ
- スタートプレイヤーは、自分の手札から好きなカードを1〜3枚置く
- 最低1枚は置かなければいけません
- カードを置くときに落としてしまった場合は、カードを全て引き取る
- 終わったら、カードが3枚になるように山札から補充し、次のプレイヤーの手番です
- 山札がなくなったら 補充しなくていいです
- 以下の終了条件を満たすまで、上記1〜2を繰り返す
各カードの置き方
枝 | どのように置いてもいい(無敵!ここぞというときに取って置くのもアリ) |
花 | カードの角が1つ以上外側にはみ出るように置く |
サル | カードの角が2つ以上外側にはみ出るように置く |
鳥 | フリスビーのように投げる(かなり難しい。木から落ちたら引き取る) |
コウモリ | 目を瞑った状態で置く |
ハチ | どのように置いてもいい (このカードの上には花か枝のみ置ける。それ以外を置いた場合は引き取る) |
ヒョウ | 10cm 上から落とす(大体で大丈夫です) |
ヘビ | カードとカードの間に挟み、角が 1つ以上外側にはみ出るように置く |
カメレオン | 直前に置かれたカードと同じ置き方をする |
その他のルール
- ハチの上にハチは置けません
- カードが1枚も置かれていない状態で手札にはヘビしかない場合、
カードは置けないので次のプレイヤーの手番になります
終了条件
- 1人のプレイヤーの山札と手札が0枚になった時
勝敗条件
- ゲーム終了時、得点を計算します
- 山札に残っているカード + 引き取ったカード が最も少ないプレイヤーが勝利です
遊んでみて感じたこと
楽しいポイント
- 鳥をフリスビーのように投げて上手く置けた時
- ギリギリ崩れそうなところに上手く挟み込めた時
- 緊張感はありますが楽しいです?
難しい!
- 勝敗条件を見ると、早く山札を片付けた方が良いような気がしますが、
鳥が来た場合はかなり難しくなってきます。
鳥は、置ける領域が増えてくる中盤〜後半まで置いておいた方がいいです - ハチの次にカメレオンを入れてくるとややこしくなって来ますが、気楽に遊びましょう!
もっと!楽しむためのポイント
- ハチの上に、枝や花が少しの領域だけでも乗っている場合は、
ハチの上に乗っていない領域には何を置いてもいいようにしたほうが分かりやすいです- ローカルルールを作るのも楽しむポイントの一つですね!
よければぜひ遊んでみてください?